サスティナビリティ
コルク採取のプロセス
パラモン・エクスポルタップは、コルク採取のプロセスの各工程を注意深く監視し、 原材料が高品質であることを保証します。
コルクは、 環境に強い敬意を払った方法で、コルク樫から採取されます。
コルクの採取 は、環境に配慮しながら最高品質の製品を生産できる持続可能(サスティナビリティ)な活動です。
そのプロセスは、木を伐採することなく、樹皮を採取することで成り立っています。
その上、コルク樹皮の収穫は、地中海地域土着のコルク樫の保護を促し、砂漠化、火災、および森の消滅につながる可能性のある、その他の環境の脅威から守ります。
採取は夏、主に7月に、 木を一切傷つけることなくコルク(樹皮)を剥がすことができる時期に行われます。
コルクは、樹齢約25年の時、完全に無害な工程で最初の剥皮を行います。 初の採取後、9年または11年周期で再生される樹皮を収穫することができます。 この方法で、コルク樫は250年から300年もの間生き続けます。
パラモン・エクスポルタップのワインやスピリッツのコルク栓は、三回目に剥皮した高品質コルク(樹齢45年〜50年)で作っています。
写真提供Asecor ©
森林管理協議会スペイン(FSCスペイン)
森林管理協議会は1990年にカリフォルニアで設立されました。
木材を消費および販売する会社のグループは、環境と人権保護組織の代表者たちと共に、責任を持って、その木材製品が適切に管理された森林から採取されたことが特定できる、システムの必要性を確認しました。
パラモン・エクスポルタップ は、FSCの基準のもと活動しています。
コルク部門は、持続可能 だけでなく、経済再生にも通じる活動です。:CO2削減の促進、森林の再生、および農村地域の活性化を促進します。
カーボンフットプリント(CO2)
コルク部門は、二酸化炭素(CO2)の排出量の削減に貢献しているため、気候変動の緩和に役立っています。具体的には、コルク樹皮の抽出からコルク栓の製造までコルク1トンあたり3.4トンのCO2が排出されます。これらの排出量にもかかわらず、コルク樫の林の存在によって、1トンあたり18トンの炭素が固定されます。(炭素固定=CO2排出量削減):
したがってコルク産業のおかげで、大気中の14.6トンのCO2の排出量が削減されることになります。
地中海性気候が生み出した、再生可能な天然コルクは、 環境保護にも貢献しています。 天然コルク栓を使用することで、一部の飲料の二酸化炭素排出量を削減できます。
したがって、天然コルクは、コルク樫の林が守られているおかげで、各コルク栓ごとに、234 gのCO2を削減しています。一方、 スパークリング用コルクは12gのCO2を削減していることになります。
さまざまな専門家は、750 ml のワインボトルに関するGWP(地球温暖化係数)は、0.6〜1.3kgのCO2であることを発見しました。 これは、天然コルク栓を使用した場合、ワインボトルの二酸化炭素排出量を18〜40%削減できることを意味します。
A パラモン・エクスポルタップは、環境に配慮した企業として、他の合成製品と違い、 温室効果を減らす天然の製品に携わっていることを誇りに思います。
-アルミニウム製のスクリュ ーキャップ の製造によるCO2の排出量は、天然コルク栓の24倍です。:各1,000個 あたり37kg
-プラスチックキャップの製造によるCO2の排出量は天然コルク栓の10倍です。
:各1,000個あたり15kg
天然コルク栓のCO2排出量は、各1,000個あたり-112kgになります。
ICSURO財団は、コルクの新しい用途をまとめたミニガイドを紹介しています。こちらのサイトをご参照ください。 ICSURO.com